子どもがハイハイしたり歩き出したりすると、ちょっと目を離した隙に大移動するからヒヤヒヤしますよね。
そんな時に直面するのがベビーゲート問題。
キッチンや玄関前に取り付けたりと、子どもが怪我をしないように工夫をしている家庭も多いと思います。
そんな中、私が悩んだ場所が…階段上です!
我が家は娘が生後4ヶ月の時に新築の一軒家に引っ越したのですが、2階がワンフロアでリビングダイニングになっています。
そのため、扉はあるものの階段上に廊下が無くすぐ部屋になっているので転落の心配がありました。
引っ越ししてすぐに階段上のベビーゲートを設置したいと思い、ネットで調べましたが…
壁に穴を空けるタイプが多い!!
もちろん子どもの命に代えられるものはありませんが、どうにか穴を空けずに安全を確保できないか考えました。
そこで思いついたのがベビーサークルを使用すること。
今回は階段上がすぐリビングの我が家が壁に穴を空けるベビーゲートを使用せずに、ベビーサークルで安全を確保した方法をお伝えしたいと思います。
- 階段上のベビーゲートの設置に悩んでいる人
- 子どもの安全は確保したいが、壁に傷を付けたくない人
- 階段上の構造上ベビーゲートの設置が難しい住まいの人
階段上のベビーゲートはどんなものを使用するべき?
ベビーゲートを調べてみると、階段上の設置が不可のものがあります。
なぜかと言うと、ベビーゲートごと階段から転落する恐れがあるからです。
では階段上にベビーゲートを設置する場合、どんなものを使用すればいいのでしょうか。
- 突っ張りタイプ
- ネジ留めタイプ
- 自立タイプ
①突っ張りタイプ
突っ張り棒の要領で設置するタイプです。
ネジや釘を使わないため、賃貸物件などにおすすめです。
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しかし、突っ張りタイプと言ってもかなり強めの力で突っ張るため、滑り止めや耐震シールなど使用して突っ張らないと壁に跡や凹みができてしまいます。
壁によっては対策をしていても壁紙が剥がれたり跡が残る可能性もあります。
また上下ともに突っ張るため、段差があるものが多いのでつまずきやすくなっています。
②ネジ留めタイプ
壁に穴をあけてネジでしっかりと固定します。
しっかりと固定できるため階段上には特におすすめです。
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しかし壁に穴を空けないといけないため、賃貸別件であったり持ち家でも穴を空けたくないという方にはおすすめできません。
③自立タイプ
自立タイプは置くだけで設置することができます。
設置が簡単ですし壁や床が傷つくことが避けられます。
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しかし本体に安定性が無かったり、1歳を超えてくると力でずらされたりしてしまうこともあります。
どれも合わない…そこでベビーサークルを使ってみた!
どのベビーサークルも検討しましたが、階段上+引き戸だとどれも設置が難しい…。
扉があるものの、下から登ってきた人が急に開けたり隙間が開いていて子どもが身を乗り出すと危ないと思ったため、ある程度大きくなるまではどうにかして一人で階段に近付けないようにしたいと考えました。
そこで考えた苦肉の策がベビーゲートではなくベビーサークルを使用すること!
ではどのように活用したか解説していきます。
我が家が購入したベビーサークルはこちらです。
- パネル9枚
- ドアパネル1枚
- 滑り止め20個
- 角型固定ホルダー4個
- 直線型固定ホルダー6個
こちらがセット内容です。
私が購入した際は固定ホルダーは付いていませんでした。
こちらのベビーサークルを使って子どもが階段に近づかないように工夫してみました。
完成形がこちらです。
階段の扉の横にクローゼットもあるため、指を挟んだりしないようにそちらも一緒に防げるようにしました!
普通のパネルを6枚、ドアパネルを1枚使いました。
サークルの高さは60cmのため、大人なら跨ぐこともできます。
そしてただ立てただけでは安定性がないため、両サイドを挟んで固定するよう工夫しました。
一方は棚に挟んで固定しました。
もう片方は突っ張り式の棚で挟んで固定しました。
この突っ張り棚もネットで購入しました!
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ちなみに余った3枚のパネルは寝室に使用しました。
私がこちらのベビーサークルをセットで購入した際は固定ホルダーが付いてなかったため追加で購入し、100均のゴムバンド(確かセリアの手芸コーナーにあったもの)で布団の下に敷いているすのこと固定しました。
これで寝相のすごい娘が布団から転げ落ちるのを防ぐことができました!
使用してみた感想と注意点
部屋は狭くなりますが、子どもが階段やクローゼットに近付くのを防げるため、かなり満足しています。
ドアパーツがあることで子どもが出入りする時や荷物を運ぶ際は開けて移動できるため、それほど不便もしていません。
そして何と言っても壁や床が傷付かないので家は綺麗に保つことができます。
しかし自作のため、以下のことに注意が必要です。
- さすがに強い力で押すとズレていくため、子どもには押さないよう注意するかさらに固定方法を追加する(滑り止めなど)。
- 身体能力の高い子どもだと乗り越える可能性がある。現在2歳の我が子は乗り越えたことはないが、踏み台になるものを側に置かないようにする。
- 突っ張り棒や棚は定期的にしっかり固定されているか確認する。
- ドアパーツを使用する際は、ロック側を階段側に向くよう設置する(リビング側だと子どもが開けれるようになってしまうと自分で開けて出てしまうため)。
既製品でもですが、どれも設置したからといって必ずしも安全が確保されるとは限りません。
子どもの身体能力って未知なところがあるので、あくまでも対策として行うものであり基本的にはそばを離れないようにしましょう。
まとめ
部屋の構造や事情って様々なので、どんなベビーゲートを買えばいいか迷っている方も多いと思います。
実際私も新築に引っ越してからここはこうしとけばよかった…などと家の構造に後悔した点がいくつかあります。
そのひとつが階段上でした。
当時いくら検索しても自分の家と同じような構造に合うベビーゲートが見つけられず結構悩みました。
設置しないでもいいかなと思いましたが、子どもの命に代えられるものはないと思いやはり設置したいと考えました。
じゃあ無ければ自分の家やライフスタイルに合わせたものを作ってみればいいんだ!と思い試行錯誤やってみました。
子どもがある程度大きくなれば撤去も簡単ですし、リビングでのびのびと安全に遊んでもらえているので今は作ってよかったと思います。
子どものためでもありますが、安全対策をすることでお母さんやお父さんも気持ちに余裕を持って家事や仕事に専念できます。
今回の記事を参考に、ベビーゲートの設置が難しい家庭でもベビーサークルを使って自由自在に安全対策をしてもらえれば嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました。